AI研修 初心者向け / 第4章: 会社でAIを安全に使うためのリスク管理と倫理
「隠れて使う」シャドーAIの罠と危険性
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会社の許可を得ずに、個人のアカウントや私用のスマートフォンなどを使って業務で生成AIを使用することを「シャドーAI」と呼びます。
セキュリティ企業の調査によると、職場でAIの利用が禁止されているにもかかわらず、なんと約38%もの従業員が「禁止されても利用を継続する」と回答している実態が明らかになりました。特に、仕事ができて効率化に意欲的な「シゴデキ社員」ほど、よかれと思ってシャドーAIに陥りやすい傾向があります。
しかし、管理者が把握していない無料のAIツールなどに会社のデータを入力することは極めて危険です。入力した会議の議事録や顧客リストなどがAIの学習データとして取り込まれ、他のユーザーへの回答として出力される形で、情報が外部に漏洩してしまうリスクがあるためです。
実際に警視庁も、シャドーAIが招く情報漏洩の危険性について、分かりやすい図を交えて注意喚起を行っています。AIを使うなと一律に禁止するだけでは、隠れて使われるシャドーAIを防げません。社員一人ひとりがこのリスクを正しく理解し、会社が許可した安全なツールのみをルールに従って使うことが、最大の防衛策となります。
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