AI研修 初心者向け / 第3章: 部門別・業界別の実践的なAI活用事例
小田急が実運用する踏切の安全AI
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鉄道や社会インフラの領域でも、私たちの安全を裏側から支えるために生成AIや画像認識AIが本格的に導入されています。
小田急電鉄(小田急)では、踏切に取り残された人をAIで検知し、自動的に列車を停止させるシステムの運用を開始しました。
これまでの踏切監視システムは、光センサーなどで障害物を検知していましたが、強風で飛んできたビニール袋や落ち葉などにも反応して誤作動を起こし、ダイヤの乱れや不要な停止を招くことがありました。
新たに導入されたシステムでは、AIが設置されたカメラの映像をリアルタイムで分析し、障害物が「人間であるかどうか」を正確に見極めます。踏切内を自動巡回・監視し、本当に危険な状況(人が取り残されているなど)を検知したときだけ、自動で運転士に警告を送る、または列車を停止させる制御を行います。
人間がすべての踏切を24時間体制で監視し続けることは不可能です。AIをインフラの監視役として配置することで、安全性の向上と運行の効率化を同時に実現した好例です。

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