AI研修 中小企業経営者向け / 第7章:社内ガバナンスの構築と法的・コストリスクへの対策
部門横断のAI推進体制と責任者の役割
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全社的なガバナンスを効かせながらAI活用を成功させるためには、IT部門や総務部門だけに任せず、経営直下に部門横断 of 「AI推進委員会」などの体制を整備することが不可欠です。
AI推進体制には、現場の業務プロセスを熟知した各部門のリーダーに加え、システム担当者、そして法令遵守やリスク管理の観点からチェックを行う法務担当が参画する必要があります。推進責任者には、単にツールを配布するだけでなく、業務改善の効果を測定する指標(KGI/KPI)を設定し、利用ログを定期的にモニタリングしながら、セキュリティと利便性のバランスを調整する高度な役割が求められます。
具体的には、最初に特定の1業務から実証実験(PoC)を始め、そこでの成功事例や失敗パターンをルールにフィードバックし、社内ポータル等で全社共有していくことがプロジェクト定着の王道です。経営トップ自身がこの推進組織の最大の支援者となり、現場の抵抗を和らげることが成功の鍵となります。

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