AI研修 中小企業経営者向け / 第6章:サイバー脅威の実態とセキュリティ防衛策
サプライチェーン攻撃とSCS防衛
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大企業との取引が多い中小企業にとって、今最も警戒すべきなのが「サプライチェーン攻撃」です。セキュリティの強固な大企業を直接狙うのではなく、その取引先であるセキュリティの甘い中小企業を踏み台にして、グループ全体のシステムに侵入する手法です [17]。実際にニチレイへの不正アクセスにより、東西の物流センター of 物流センターのシステムが障害を起こし、井村屋などの冷凍食品の納品が中止されるなど、一社の被害が供給網全体をマヒさせる事態が発生しています [18, 19]。
これを受け、政府はサプライチェーン防衛のための「SCS評価制度」の開始を年内に予定しています [20, 21]。
しかし、この制度の開始を前にして、「対策を急がないと取引が停止になる」と不安を煽り、高額なセキュリティ対策や機器を売りつける悪質な不適切勧誘が横行しています [22]。
経営層は、こうした不審な勧誘に惑わされることなく、まずは自社の「保護ニーズ」を冷静に把握し [23, 24]、実態に即した身の丈に合うセキュリティ基準を策定・実行していくことが求められます。

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