バイブコーディング実践編 — Claude Code を中心に AIで安全に作る力 / 前提環境とGit/PR運用 — AI開発に必要な土台
venv/Node + 環境変数 + ANTHROPIC_API_KEY
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学習のねらい
AI を使った開発を始める前に、API キーとプロジェクトごとの環境を整えます。
準備が雑だと、API キーが外部に漏れたり、別のプロジェクトに影響が出たりすることがあります。
ここでは Python の仮想環境(venv)、Node のバージョン管理(nvm)、設定値を保存する .env の3つを順番に押さえましょう。
Python venv(仮想環境)
venv は、プロジェクトごとに使うライブラリを分けるしくみです。
python3 -m venv .venv
source .venv/bin/activate
pip install -r requirements.txt
.venv/ は .gitignore に入れて、Git の管理から外します。
仮想環境を有効化すると pip install が PC 全体ではなくこの環境内だけに入るので、別プロジェクトに影響しません。
which python と pip list で「いま使っている Python とライブラリ」を確認できます。
Node nvm(バージョン管理)
Node は使うバージョンによって挙動が変わることがあります。
プロジェクトに .nvmrc というファイルを置いておくと、チーム全員が同じバージョンを使えます。
nvm install
nvm use
.env / .env.example / .gitignore の三点セット
.env— 実際の API キーなどを書きます。Git には入れません(必ず.gitignoreに追加).env.example— キー名だけ書いた見本。Git に入れて OK(他の人が真似して作るため).gitignore—.envと.venv/を必ず含めます
ANTHROPIC_API_KEY は console.anthropic.com でアカウントを作って取得し、.env に ANTHROPIC_API_KEY=sk-ant-... の形で保存します。
Python から読み込むときは python-dotenv ライブラリを使うのが簡単です(pip install python-dotenv)。
もし API キーをうっかり Git に入れてしまったら
まず最初に API キーを再発行(rotate) してください。
Anthropic Console で旧キーを失効させ、新しいキーを発行します。
履歴を消すよりも先に「漏れたキーを使えなくする」ことが大事です。
その後で git の履歴から .env を取り除く作業に進みます(演習で体験します)。
まとめ
API キーを安全に扱う習慣は、AI 開発の最初の関門です。
.env に書いて .gitignore で守り、もし漏れたらすぐ再発行する、この3つを覚えておきましょう。